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2009-03

案の定!122路線消滅

先日記事をアップしたばかりの熊貓公車ですが、本日南京東路へ行ってみるとこのようなお知らせが。

122
122

登場から一ヶ月強で廃止。捷運と完全に競合するのに利用者が伸びるとは思えなかったのですが、案の定でした。他の2路線も消滅は時間の問題という気がします。

熊貓公車3線

前回の記事より時間が空いてしまいましたが、パンダがらみで登場した路線のメインともいえる3本(120~122)を2/7~8にかけて乗車してきましたのでレポートしたいと思います。

これらの路線は100番台が割り振られていることからわかる通り、土休日のみ運行される「休閒公車」の一部として設定されています。120(台北車站線)・121(公館線)・122(中山國中線)の3本で、120・121は欣欣客運単独による運行、122は首都客運・大都會客運の聯營となっています。

まずは121(公館-動物園)です。これは捷運公館から萬芳醫院・木柵を経由して動物園に至る路線になります。これら以外には停車せず、実質快速運転を行っています。そのため236などより早く着けるはずなのですが…。
121

今回は捷運公館側から乗車、2番出口の前が乗り場です。案内にはオフピークでも10分に1本なのですぐ来るかと思いきや、なかなか来ない。そしてやっと来たのは反対側!?乗り場が変わったかとあわてて渡ろうとするとこちら側にも。わけがわからないながらも無事乗車しました。

路線図からするとそのまま前進し、新生南路→辛亥路と経由するはずなのですがなぜか236區と同じ経路を進み、一周して戻ってきてしまいました。それから基隆路→辛亥路という非常に無駄な動きをしています。先程反対側で見たのはこれだったのです。
乗客は実質1人だけ。あと一人関係者らしき人がのっており、現場の声を聞くことができました。それによるとやはり経路は変更されており、そのため所要時間が増え運転手にはかなり不評。客も少なく、運行サイドとしてもこんな路線を設定しても無駄だと思っている。その理由として
・既存の236などと競合し、そちらのほうが定着している
・萬芳醫院・木柵に停車するが、そこからの客は捷運を使う
というのを挙げており、まさにその通りです。加えて時間面でのメリットもなければ不評で当然という気がします。
会社としてはやめたいが、契約(おそらく交通局との)が切れるまでは仕方なくやっているというのが本音のようでした。

さて、路線面では先程の遠回りや萬芳醫院から萬芳路経由で動物園というのがポイントではありますが、捷運代替バスなどで既出でありやや面白味に欠けます。車両は緑色表示が出せる區間車用が中心ですが、一部赤色表示も走っています。

続いて乗車したのが120です。こちらは台北車站発で信義路・信義快をメインルートとし、途中停留所は2つだけとやはり快速運転を行っています。
120
※まだあまり良い写真が撮れておりません
3路線中唯一の二段票路線で、信義行政中心が分段點となっています。

この路線も台北車站から乗車。乗り場は駅北側の市民大道で、こちらは公館線と違って案内ブースがあったため安心感はありましたが、やはり路線図記載通りの本数ではないようで結構待ちました。
やってきた車両はハイデッカーのデラックスタイプ。乗客は5人ほどいましたが、やはり空いていることには変わりありません。前記の通り分段點はあるのですが、動物園へのアクセスを前提としているため乗車時に2段分前払いします。
発車すると中山南路→信義路→信義快とほぼ最短経路で動物園を目指す路線設定。信義路がやや混んでいますが、まずまず快適です。

この路線は遠回りもなく、快速道路を経由するなど3路線の中では比較的適切な設定をされていると思うのですが、やはり乗り換えが必要とはいえ捷運と競合するのでそちらに流れてしまうのでしょう(基本的に台北人は路線バス、特に慣れない路線に苦手意識があります)。また公館線と同じく236との競合もあります。

さて、動物園到着後はすぐに最後の1本、122に乗車します。この路線、中身は捷運代替バス軍功線そのもの。つまり最大の競合相手である木柵線に沿って運行されている(しかも捷運站にしか止まらない)わけで、よくこれで需要が見込めると考えたものです。パンダがあまりに人気で木柵線から溢れると思ったのでしょうか?

さて、まずは首都車に乗車です。
122
全車ではないですが、気合いを入れてノンステップ車を中心に投入してきています。でも…やはり予想通り閑古鳥。時間が早かったせいもあるんでしょうが(だってまだ午前中)、私一人を乗せて発車しました。

中山國中で昼食休憩後は大都會車で折り返し。本当はこれ
122
に乗車したかったのですが、残念ながら当たったのは普通のタイプでした。
今度は数人の乗客があったのですが、いずれも区間利用で動物園までの利用はなし。面白かったのは一人代替無料バスと勘違いして乗ってきたおばさん。えー捷運動いてるの?無料じゃないの?それだったら捷運乗ったほうが良かったわ等々文句を言いながら降りていきました。

以上まとめてみますとパンダ需要を過大に評価したか、路線設定を誤りどの路線も可哀想なくらい閑散としていました。やはりバスならではのメリットを生かして今まで直通が無かった場所をこまめに停車する、あるいは逆に思い切って高架道路・快速道路経由でノンストップ運転するか、しばらく無料お試し期間を設ける・入園券の半券を見せると割引or無料等の施策を行わないと早いうちに消えてしまうことになりそうです。

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