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2008-11
公車貸切はタノシイぞ(準備編)
- 2008-11-28 (金)
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台灣公車迷を初めてはや4年(明確な日付はないが、2004年夏から急に写真を撮りだしているのでその頃目覚めたようである)。
そしていつかやってみたいと思うようになったのがバスの貸切。自覚はなかったけど周囲の友人同學們の話によると2年くらい前から言っていたらしい。
実行するには色々クリアしなければならないこともあり、それがついに実現!決めてとなったのはこの人の「やろう」という一言。具体的に何かしたわけではないけれど、影の重要人物かもしれない。
決行日も彼の來台するタイミングに合わせて11月23日に決定。
で、企画するにあたって形態は100%個人企画・無料招待ということにした。マニアックな企画ですけどお時間あって興味のある方は来てください、というスタンス。
これで経路、下車地点、車種、招待人数等自由に組めるようになる。面倒な金のやり取りもないし、個人貸切ということで気持ちがよい(金はかかるが)。
1.まずは経路設定
バス会社におおまかな計画を提出しなくてはいけないので、中身を考える。
今回盛り込みたい要素は
・集合地点は政大(できれば語言中心前にしたかったが、校門で妥協)
・解散は当然車庫
・一番面白い路線「快速公車」的要素を盛り込む
・236的要素を盛り込む
・普段欣欣が走らないエリアを走らせてみたい
・陽明山越えをやってみたい
・行き帰りで経路を重複させない(同じ道を通るのはつまらない)
ということで見えてきたのが政大→公館→建國高架→淡水→金山→陽明山→深坑站(欣欣客運営業所)という経路。政大発/深坑站とした理由は趣味的要素も多分にあるが、裏の意味もある。この発着地ならば深坑站所属車が使われる確率が非常に高い。今回手配するのは立ち席のないデラックスタイプなのだが、欣欣客運には
・見た目は普通(18路・907路などで使用)
・見た目からして豪華(253路・611路・236路などで使用)
の二種類があり、手配したいのは後者。台北車站あたり集合にすると華江站所属の前者が来てしまう可能性がありよろしくない。政大最寄りの木柵站でも良いが、配置が1台しかなく出払っているとどこから来るかわからない。その点深坑站なら複数台の配置があり、236用が回ってくる可能性もある。ということで終点は深坑站となった。
参加予定者に聞くとじゃあ鄧麗君墓を見たい、紅樓(淡水にある)で食事をしたいという意見が出てきて下車地点も決定(個人的には貸し切る行為自体、経路が重要なのでどこを観光するかは問わない。極端な話一切降りずに一日中走り回っていてもよい)。
2.バス会社へ行く
決行日が近くなったらバスを手配。大都會あたりだとサイトで少なくとも3日前に連絡せよとあるが、今回は特に希望車種もあるので2週間前とした。欣欣の場合通常は電話で討論・見積もり→FAXで申込書提出という流れであるが、面倒なので直接本社に押し掛けることにした。
電話だと言葉の問題で誤解が起きるのが恐いし(そもそも私は電話が好きではなく、可能な限りなんでも出向いて手配するタイプである)、向こうにしてみればこちらは素性の知れない外国人、顔を合わせて信用してもらいたい。さらに何か問題があってもその場で解決できるし、予約金が必要ならその場で払える。そして何よりも欣欣本社を見学できるというマニア的メリットがある。こういう機会は滅多にない。
とりあえずメールでいつならいいか?という連絡を入れる。返事はなかったが、3日後に時間ができたので訪問。常識的に考えて開いているのは平日の昼間(会社自体は年中無休だろうが)、有休を取れない身ではなかなか難しい。仕事をさぼらずなおかつ休暇不要という方法を考えた結果、比較的近い客先訪問の日に昼休みをずらして取るという方法で捻出した。
そしてやってきました欣欣客運本社。場所は公館と台電大樓の間で若干公館の方が近い。バス路線網からは少々外れており、普段は来ることのないエリアだ。
ビル外観。3階あたりに「欣欣客運股份有限公司」と看板が出ている。

入口。はっきり言ってかなりボロい年代物のビルである。

案内を見ると4つほどフロアを使っているよう。貸切係というのは無かったが、会社の中枢があるらしい4階へ行ってみることに。エレベータは新品であった。
4階に着いて扉が開くと目の前に広がるビルの外見に相応しい古臭い廊下、まるでダンジョン(写真撮れば良かった)。とりあえず前から来た人を捕まえて「バス借りたいんだけど、どこ?」と尋ねると、「その部屋だよ。そこに居る人誰でもいいから」ということなのでそっちへ。
そこでまた同じことを言うと、「ああ、あの日本人ね」。どうやらメールは届いていたらしい。だったら返事くれ。
まあ汚いところだけど座ってと、落ち着いたところで交渉開始。概要は伝わっているので問題点の修正。
一番の問題点は「陽明山越え不可」という点。陽明山の北側は危険な區間があり、ここを通るなら受けられないという。え、でも皇家客運が運行しているじゃん?と言うと彼らは慣れてるからね、とのこと。
(ちなみに南側(台北市街)からなら第二停車場まで行けるとのこと)
そのコースで行くなら余所をあたってねということなので「いえどーしても欣欣がいいんです」と愛を訴えつつ経路変更を模索。
その場にいた4名「あーしたら」「こーしたら」等色々意見が出てそのうちおばちゃん社員が「淡水と金山行ってそのまま帰ってくればいいじゃん」と行ったが、それはいまいちすぎる。持参した地図を見つつ、「じゃあ金山からそのまま東進して萬里・基隆廻りで帰ることはできるか?」と言うとそれならOKということなので決定。あとは「経験上これだと遊びきれないから時間を少し延ばしたほうがいい」と終了時刻を送らせた程度。
ということで見積もりタイム。固定の価格表があるかと思っていたのだが
「いくらにする~?」
「學生団体?じゃあ1万でいいんじゃないの」
「じゃあ1万で」
ということでどうやらその場で適当に決めていた雰囲気濃厚。
で、「じゃああとは申請書に修正したコースと見積もり額を記入してもう一度メールしてくれればOKだから。學生さんは予約金もいらないよ」ということで終了。帰りがけに名刺をもらって退却。余った時間で食事して仕事へ復帰。
これで肝心のバスが手配完了。
3.招待状発送
2と前後して招待状を作成、発送。普段の遠足は普通のメール一本で済ましてしまうが、今回は少し凝ってPDFで作成してみた。バスは無駄に40人乗りのもので頼んであるのでそこまで呼べるが、あまり多いと大変だし目の届かないところで事故が起こっても大変。なのでこの企画と波長が合いそうな人などを基準に15人前後を呼ぶことにした。
最終的に17人に声をかけ都合のつかなかった3人を除き14人の方から参加の返事を頂く。
4.確認の連絡
決行日3日前、バス会社から確認電話とメールが入る。記載された車両番号から照合すると見事に深坑站所属の236用(正確には台大交通車がメインで時々236の支援に入る)であった。ばっちりである。
5.そして決行日。
指定した場所へ遅れないよう行けばよい。そして貸切ツアーのはじまり、はじまり。
本編はこちらに記載。