台灣公車迷 > 公車蘋果日報 > 新路線

新路線

新線!快速923路

先日悠遊網を見ていると新路線923路が8/1から運行開始になったという情報が。かなり特色のある路線、しかも快速系ということで早速乗りに行ってきました。

923路は坪林-新店間を運行する路線で、途中高速道路を経由します。平日60分、休日30分間隔の運行で、観光路線としての性格が強いことがわかります。そして何と言っても最大の特徴は高速に2回乗ること。新店-坪林は高速道路のみで結ばれていますが、この路線は木柵-石碇は一旦下道に下りて深坑に立ち寄り再び高速に乗ります。このような路線は他に例がありません。

さて、そんな路線に新店側から乗車してみました。予定では13:30の便に乗るはずでしたが、漏れ聞いたところに
よると高速の渋滞のよるダイヤの乱れがあり結局来ず、14:00の便に乗車。車輌は新製された専用の高速対応車でフロントは予想通りLED式。どうやら新店客運は完全に方針転換したようです。
923

高速は全員着席としなくてはならないため、最前列から2+2シートになっています。
923
923

発車してしばらくは新店市街を走行。
923

新店市公所を経由し、新店交流道から北二高(國道3號)に乗ります。
923

木柵交流道で一旦高速を下ります。
923

ここからはしばらく一般道(文山路)を走りますが、地図上で見ると高速同志をショートカットする感じになっており、また道自体も町外れのバイパス道といった感じで快適で時間的にはあまりロスしていません。
923
この途中にある阿柔洋で下車すると深坑老街まで徒歩数分。分段點にもなっており、利用者のことを考えてくれていると言えるでしょう。なお、この區間は一部を819が走る他はバスの定期運行はなくまさに新設といえる部分です。

そして石碇交流道から2回目の高速(國道5號)に入ります。
923

するとすぐに渋滞が…これがダイヤ乱れの元凶ですね。
923

幸い渋滞はすぐに抜け、あとは快走。宜蘭行きバスに乗ったことがある方はわかると思いますが、かなり山深いところでここを市バス(聯營公車)が走っているとは変な感じです。
多少渋滞はあったものの40分強で終点坪林に到着。速いですね。
923

GPS計測での走行距離は27km。地図はこんな感じ。
923M
これだけ距離があるのに途中停留所数はわずかに10。まさに快速路線です。

さて、この路線が出来た裏には色々あります。元々新店客運は新店(台北)-坪林に路線を持っていました(今も運行されています)。しかし高速開通で坪林の街が寂れると打撃を受け運営が苦しくなります。そこに追い打ちをかけるように
坪林の役所が新店-坪林、南港-坪林に無料の高速バスを設定。怒った新店客運は従来路線の廃止を宣言します。
途中に用のない観光客は特に困りませんが、生活の足としてきた地元民は困惑し役所に苦情を申立てます。そして協議の結果役所が新店客運に補助金を出すことで従来路線は廃止を免れ、無料バスの運行も継続されました。
無料バスは期限を定めながら延長されてきましたが、新店線が7月をもってついに運行終了。それを引き継ぐ形で設定されたのがこの923路です。
ここから先は私の想像になりますが、高速路線の恩恵を受けていた観光客の利便性を確保しつつ、一方で補助金を受けているとはいえ不採算の路線を抱えている新店客運に配慮して新設の路線を運営させることにより利益が行くようにしたのではないかと思います(従来の無料バスは貸切バス業者の運行でした)。有料になったとはいえ運賃面ではかなり有利ですし(従来路線は独自運営のため75元と高運賃。923は兩段票30元)。今後は社内競合となりますが、いずれどこかでまた変動があるかもしれません。

写真はすべて2010.8.7撮影

偷偷!內湖線接駁車

先週內湖線が開通して木柵線と直通運転を始めましたが、案の定トラブル続きでついに局長が辞めることになったようです。
さて、昨日は風邪で体調が良くなく遠出は控えた方がよい状況でしたのでひたすらバスに乗り最後は図書館に入り勉強するという計画を立てました。当初の予定では
景美【首都284】社后【欣和629】五堵【欣和919】忠孝復興【板南線】市政府【台北熊貓綠1】政大
という経路で乗り継ぐ予定だったのですが、284乗車中に気になる車両を目撃。それは動いているはずのない捷運代替無料バスで、內湖線の区間内でした。
とりあえず気にはなったものの目的の一つである新生284完全乗車を果たすべくそのまま乗車、欣和919乗車まで続行。それを南港展覽館で一旦降り、南港-南港展覽館の無料連絡バスを乗るついでに観察してみると先程見た代替バスが何台も止まっているのが見えました。フロントの表示通りなら南港展覽館-動物園を直通するスーパー無料路線ということになり、是非乗りたいところです。
しかし誰も乗せている気配はなく、当初は捷運故障時のみ開放か?と思いました。しかしその割には待機せず回転しているし、そのうち客を乗せている車両を発見。単に利用者がいないだけであるとわかり、急遽予定を変更して乗り込みました。

乗りながら運ちゃん×客の会話を聞いてみると
・やはり捷運故障時のバックアップとして、故障の有無にかかわらず常時運行している
・乗車に制限はなく、いつでも乗れる
・状況を見ながら運行されていて、いつなくなるかわからない
・契約金額が以前より高く、バス会社的には多少いい?らしい

基本的に告知は行っていないらしく、気づいた人だけが乗れるという感じで乗客は少な目。各駅でも小さな看板を出しているだけです。
接駁車

捷運が動いていることもあり、一番混んでいる区間でも立ち客は出ない程度でした。
基本は以前の代替バスと同じで捷運站を順に拾っていき、それ以外の場所では停車しません。冗長経路になる松山機場にも止まります。面白かったのは科技大樓から先で、以前は六張犁・麟光停車の軍功線と辛亥~萬芳社區停車の辛亥線に分かれていたのですが、今回は1路線だけでした。
ではどういう経路かというと麟光の停留所を少し六張犁寄りにずらし、臥龍街を右折して辛亥路三段157巷を通って辛亥路へ抜けるのです。この区間は普段一切バスが走っておらず、大変貴重な体験で気分が盛り上がりました。しかしこれができるなら何故以前は2路線に分けたのか疑問が残ります。速達性確保のため?

そしてついに終点動物園に到着。さすがに全線乗っていたのは私だけでした。
降りたところで乗っていた車両(台北車)を撮影。
接駁車
まだ陽が高く写真がうまく撮れないため、別用も兼ねて今度は欣欣車に乗ってすぐに折り返し。松山機場で下車し、用事を済ませつつここでしばらく撮影。

欣欣車
接駁車

大都會車
接駁車

急ごしらえのせいか各社ともオリジナルの表示はなくいずれも「專車」表示。他に首都も参画していましたが、時間帯ごとに運行会社が変わるようで、残念ながら撮影できず。基本各社新車を中心に投入していましたが、欣欣は間に合わなかったようで固定式幕の旧車両も混じっていました。

この路線は今後いつまで運行されるかわかりませんが、稀に見る長距離無料路線ですし見かけたら乗ってみるとよろしいかと思います。

熊貓公車3線

前回の記事より時間が空いてしまいましたが、パンダがらみで登場した路線のメインともいえる3本(120~122)を2/7~8にかけて乗車してきましたのでレポートしたいと思います。

これらの路線は100番台が割り振られていることからわかる通り、土休日のみ運行される「休閒公車」の一部として設定されています。120(台北車站線)・121(公館線)・122(中山國中線)の3本で、120・121は欣欣客運単独による運行、122は首都客運・大都會客運の聯營となっています。

まずは121(公館-動物園)です。これは捷運公館から萬芳醫院・木柵を経由して動物園に至る路線になります。これら以外には停車せず、実質快速運転を行っています。そのため236などより早く着けるはずなのですが…。
121

今回は捷運公館側から乗車、2番出口の前が乗り場です。案内にはオフピークでも10分に1本なのですぐ来るかと思いきや、なかなか来ない。そしてやっと来たのは反対側!?乗り場が変わったかとあわてて渡ろうとするとこちら側にも。わけがわからないながらも無事乗車しました。

路線図からするとそのまま前進し、新生南路→辛亥路と経由するはずなのですがなぜか236區と同じ経路を進み、一周して戻ってきてしまいました。それから基隆路→辛亥路という非常に無駄な動きをしています。先程反対側で見たのはこれだったのです。
乗客は実質1人だけ。あと一人関係者らしき人がのっており、現場の声を聞くことができました。それによるとやはり経路は変更されており、そのため所要時間が増え運転手にはかなり不評。客も少なく、運行サイドとしてもこんな路線を設定しても無駄だと思っている。その理由として
・既存の236などと競合し、そちらのほうが定着している
・萬芳醫院・木柵に停車するが、そこからの客は捷運を使う
というのを挙げており、まさにその通りです。加えて時間面でのメリットもなければ不評で当然という気がします。
会社としてはやめたいが、契約(おそらく交通局との)が切れるまでは仕方なくやっているというのが本音のようでした。

さて、路線面では先程の遠回りや萬芳醫院から萬芳路経由で動物園というのがポイントではありますが、捷運代替バスなどで既出でありやや面白味に欠けます。車両は緑色表示が出せる區間車用が中心ですが、一部赤色表示も走っています。

続いて乗車したのが120です。こちらは台北車站発で信義路・信義快をメインルートとし、途中停留所は2つだけとやはり快速運転を行っています。
120
※まだあまり良い写真が撮れておりません
3路線中唯一の二段票路線で、信義行政中心が分段點となっています。

この路線も台北車站から乗車。乗り場は駅北側の市民大道で、こちらは公館線と違って案内ブースがあったため安心感はありましたが、やはり路線図記載通りの本数ではないようで結構待ちました。
やってきた車両はハイデッカーのデラックスタイプ。乗客は5人ほどいましたが、やはり空いていることには変わりありません。前記の通り分段點はあるのですが、動物園へのアクセスを前提としているため乗車時に2段分前払いします。
発車すると中山南路→信義路→信義快とほぼ最短経路で動物園を目指す路線設定。信義路がやや混んでいますが、まずまず快適です。

この路線は遠回りもなく、快速道路を経由するなど3路線の中では比較的適切な設定をされていると思うのですが、やはり乗り換えが必要とはいえ捷運と競合するのでそちらに流れてしまうのでしょう(基本的に台北人は路線バス、特に慣れない路線に苦手意識があります)。また公館線と同じく236との競合もあります。

さて、動物園到着後はすぐに最後の1本、122に乗車します。この路線、中身は捷運代替バス軍功線そのもの。つまり最大の競合相手である木柵線に沿って運行されている(しかも捷運站にしか止まらない)わけで、よくこれで需要が見込めると考えたものです。パンダがあまりに人気で木柵線から溢れると思ったのでしょうか?

さて、まずは首都車に乗車です。
122
全車ではないですが、気合いを入れてノンステップ車を中心に投入してきています。でも…やはり予想通り閑古鳥。時間が早かったせいもあるんでしょうが(だってまだ午前中)、私一人を乗せて発車しました。

中山國中で昼食休憩後は大都會車で折り返し。本当はこれ
122
に乗車したかったのですが、残念ながら当たったのは普通のタイプでした。
今度は数人の乗客があったのですが、いずれも区間利用で動物園までの利用はなし。面白かったのは一人代替無料バスと勘違いして乗ってきたおばさん。えー捷運動いてるの?無料じゃないの?それだったら捷運乗ったほうが良かったわ等々文句を言いながら降りていきました。

以上まとめてみますとパンダ需要を過大に評価したか、路線設定を誤りどの路線も可哀想なくらい閑散としていました。やはりバスならではのメリットを生かして今まで直通が無かった場所をこまめに停車する、あるいは逆に思い切って高架道路・快速道路経由でノンストップ運転するか、しばらく無料お試し期間を設ける・入園券の半券を見せると割引or無料等の施策を行わないと早いうちに消えてしまうことになりそうです。

完成形!熊貓公車

新年快樂
本年も本日報をよろしくお願いします。

さて年は明けましたがまだ旧正月休みが続いており、パンダ祭りもあって多数の新規・臨時路線が設定されています。それらを1日かけて乗車・撮影してきましたが、まずは先日掲載した熊貓公車の完成形を見ることができましたのでお伝えしたいと思います。

元々の目的は26日から運行を開始したばかりの綠1路直達車の調査でした。この路線は従来の綠1路をベースに停留所を大幅に削り、政大への寄り道をなくしたまさにパンダへ急行するための路線になります。
始発の捷運新店に行き、しばらく待っているとお目当ての直達車が入線してきました。この路線は従来の綠1路と異なり、櫻花車と首都色が混ざって運用されていますが、乗車したのは熊貓公車仕様の櫻花車でした。その外見はこのような感じです。
熊貓公車

ラッピングは先日お伝えしたものと変わりませんが、前方の幕に”熊貓公車”を表示するようになりました。
熊貓公車

そしてなんと特製エンブレムを作成してしまい、社紋を捨ててまで取り付けています。
熊貓公車

そして車内へ。運転手のコスプレは当然として、なにやら謎のきらきらした装飾がされています。
熊貓公車

続いて乗車スペースに目を向けてみますと、窓にはパンダの写真、そして手すりにはパンダの人形が!これがプレスリリースにあった関連グッズのようです。
熊貓公車
熊貓公車

そしてもう一つプレスリリースにありましたアメのサービス。見てみるとちゃんとありました。クリスマスと同じように赤い袋が取り付けられています。
熊貓公車

下車時にしっかりいただいてきました。中身はこんな感じ。
熊貓公車

今回捷運新店から市政府まで乗車しましたが、運転手が政大を経由しないことを毎回確認しているのが印象的でした(実際知らずに乗ろうとしてくる客がかなりいた)。また前述の通り急行運転をするはずですが実際には通過するすべての停留所に停車しており、速達性の面での効果は薄いように思いました。

続報!捷運木柵線免費接駁公車

先日運行初日の状況をお伝えした木柵線代行バスですが、翌日再度出向いて動物園にて全事業者の車両を撮影、一部追加乗車してきました。

<辛亥線>
大都會車
木柵線免費接駁公車

欣欣車
木柵線免費接駁公車

光華車
木柵線免費接駁公車

<軍功線>
台北車(櫻花車)
木柵線免費接駁公車

台北車(首都色)
木柵線免費接駁公車

首都車
木柵線免費接駁公車
いずれも2008.12.7 捷運動物園にて撮影

撮影後動物園~中山國中~六張犁と追加乗車を行い、5社中4社に乗車済みとなりました。未乗の首都車もいずれ乗ってみたいと思います。

台灣公車迷 > 公車蘋果日報 > 新路線

検索
フィード
メタ

Return to page top